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THE HOTEL vol.9 別邸 仙寿庵
【風書家】 月風 かおり さん

墨で感動を表現する「風書」を確立
 私にとって自然とは、創作のエネルギー源なんです。今まで世界各地を旅して、その土地でしか感じられないものを墨で表現してきました。7歳から書道を始め、20年以上「書」を仕事としてきましたが、私は自分を書道家だと思っていません。「書道」は、綺麗に正しく書くことが前提。また、「道」は人を育てる世界でもあります。表現者として、自然体でいたいという気持ちを常に持っていました。自然体になるためには、まず書道の壁を取り払わなければならないんです。
  自分自身、書道で身を立てたいという想いはあったのですが、「生活のための書道」だけでなく「表現するための書道」もあると強く思っていました。そして書道を追求してゆく中で自分のライフスタイルが「静」と「動」を行き来していることに気がついたのです。
 「静」は書、「動」は旅のこと。この2つを取り込むことで、自分らしい独自の世界を作っていこうと考えました。「旅」は心を解放し、素直な自分に戻ることができる、正に「自然体」なのです。
風書とは、感動するものを筆に込めて形にすることです。私にとって感動とは、日常と対極の世界に自分を置くことで得られるもの。日常と対極にあるのは、旅で出会った風景や風土、風習です。それを墨の線質だけで表現したいんですよ。


その時の想いを表す「風書の集い」
 別邸仙寿庵(以下、仙寿庵)との出会いは劇的なものでした。東京で開催した私の個展に、たまたま仙寿庵のスタッフの方がいらしてくださったんです。当時、仙寿庵では、ご宿泊されたお客様が豊かな時間を過ごしていただくための「プラスα」の企画を立てていたところでした。スタッフの方にご紹介いただいた仙寿庵の常務と意気投合して一緒に考えていく中で、宿泊されたお客様に風書を楽しんでもらってみてはどうだろうか、というアイデアが出てきたんです。それが現在の「風書の集い」の原点です。
 2007年の12月から始まった「風書の集い」では、その日の気持ち、その日だからこその言葉を書に表してもらっています。ここでの私の役割は、あくまでも参加される方の緊張をほぐして、リラックスしてもらうこと。筆が気持ちのとおりに自由に踊るようにアドバイスをしています。
 今まで参加された方の中で印象的だったのが、女性5人で参加されたグループの一人でした。その日は仲良しグループ結成20周年を祝って仙寿庵に宿泊されたんです。その方は、その日の気持ちを形と大きさの違う丸を2つ描いて表現されたんです。20周年という記念日を自由な気持ちで筆に表されたことに感動しました。私自身も日常から離れて仙寿庵に旅をすることで四季折々に皆様と感動を共にする―。そんな素敵な出会いがあることが、「風書の集い」の魅力ですね。
 仙寿庵の魅力は、谷川岳の絶景とスタッフの方の素晴らしいおもてなしでしょう。自然と人が織り成す「非日常」の空間に感動が生まれます。風の中に身体を置くことが旅であり、培ってきた毛筆の技術を活かす基でもあります。旅は私にとって切り離せないもの。仙寿庵に宿泊される方にとって、「風書の集い」が非日常を楽しむものになれば、これ以上の感動はないでしょうね。

別邸 仙寿庵
 

自然が織り成す「静と動」で大人の休日を過ごす
 清らかな水と澄みきった大気、柔らかな山霧に包まれる谷川連峰の麓。ゆるやかな時の流れにそっと身を委ねれば、瑞々しい生命力が静に満ちてくる―。別邸 仙寿庵は、自然が織り成す「静と動」を体感できる谷川温泉有数の旅館だ。
 萱葺き門をくぐり、山野草の小径を行けば、静かに母屋が佇む。京土壁や手すき和紙、墨流しといった日本の伝統的な手法。そして曲面廊下やステンレスの細い糸を織り込んで作った畳などの近代的な設計と建築によって、独自の空間を演出している。
 客室は全て露天風呂付。窓からは谷川岳が望め、谷川のせせらぎを聞きながら浸かる露天風呂は、心が浄化される至福のひと時。谷川渓谷沿いの大浴場は、内湯、石の湯、木の湯の3つを用意。露天風呂は谷川渓谷のすぐ傍らにあり、渓谷の瀬音は時の流れを忘れさせてくれる。
 新しいものと伝統のものが織り成す和空間で、大人の休日を過ごせるだろう。

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